改革の時来たれり~!

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ジョル「ユリト君は大変ですね。」 ユリト「ずずっ ふぅー。 そうなんです…」 なんかお茶でもどう?っていうからお言葉に甘えてお茶を頂いてます。 ずずっ たまにはのんびりするのもいいなぁ~。 ジョル「でも疲れていても構ってあげないとだめですよ?」 ユリト「充分構ってると思ってるんだけどなぁ~。」 たまに寝ていて甘えるようにすり寄ってくる時がある。 その時は頭を撫でてやったり、片方が寝ているときは抱きしめてやったりする。 何かとあの二人は子供のように甘えてくる。 あの二人とはソティーとミアの事だ。 ソティーはまだ分かるがミアは何年生きてんだよ。 ジョル「何歳になっても甘えたい時は、甘えたいんですよ?」 顔に出てたか。 ユリト「そんなもんですか?」 ジョル「そんなもんです。 ずずっ」 そういえばジョル先生は好きな人いるのかな? 確かまだ未婚だった筈だ。 ユリト「ジョル先生は好きな人とかいるんですか? ずずっ」 硬直~! ま~たやっちゃったよ! そういえばジョル先生はあの事件の生き残りだよ! 俺は殺されたとかなんで考えないかなぁ~。 あれ? そうでもないっぽい… だんだんジョル先生の顔は赤くなって終いには、茹でだこ状態になった。 ジョル「いるけど…」 ユリト「ずずっ 告白してないと。」 バタン ありゃ? もしかしてジョル先生ってそーとーな恥ずかしがり屋? 「ふぇふぇ。 ユリト様来てたんかい?」 ユリト「あ。アヅ婆さん。 お邪魔してま~す。」 本名アリヅマテ。 姓名は聞いてないが、恐らくジョル先生と同じパンズだ。 アヅ「ふぇふぇふぇ。 困った子だねぇ。 片思いの人の事を考えるとすぐこーなっちまう。」 これじゃ告白どころじゃねぇよ。 話すだけでアウトだわ。 ユリト「あはは… それで好きな人って誰なんですか?」 アヅ「それはな…」 ユリト「それはな?」 相変わらずじらすなぁ~。 アヅ「それは…」 ユリト「それは?」 ミリオネアじゃないんだからそんなにじらさないでー! アヅ「誰だったかのぉ~」 ありゃ… のほほんと答えるアヅ婆さん。 ユリト「覚えてないの?」 アヅ「忘れたわい。 それより帰んなくていいんかえ?」 アヅ婆さんはそう言うと窓の外を眺め… 真っ暗だ…
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