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ウェル…side
ユリト「くぁ~。」
ログス「よく欠伸するね。」
ユリトは朝から3時限までずっとこの調子だ。
ユリト「昨日はあんまし寝てないんだ。」
オグレ「大変だな。」
ユリト「う~。
仕事溜まってるし…
学校にも通わないといけないし…
毎日疲労回復漢方のんでるよ。」
ソティー「本当にごめんね?」
最強と言えど人間。
疲労は溜まるらしい。
ルミク「ソティーはずるい…(ボソッ」
私もそう思う…
ユリト「なんか言った?」
ルミク「ななな何でも無いです!」
ルミクは自由に生きられていいな。
私は両親の操り人形。
私は自己主張する事も出来ない。
私は少し離れた所で両親の決定とユリトとの間でさまよっていた。
リム「ウェルさん。
あなたは人形なんかじゃ無いですよ?
あなたを操っている糸…
自分で切る事を祈ってます。」
操っている糸…
リムはなんとなく分かっていたらしく、私に助言を与える。
ウェル「ありがとう…
頑張る。」
確か次は総合訓練所で魔武器の戦闘訓練だったな。
話し過ぎて時間がない。
ウェル「ユリト。
遅れるぞ!」
ユリト「あっ!
ちょっ!」
私はユリトの手を引き総合訓練所に向かう。
周りの視線は気にしない。
ソティー&ルミク「あ~!」
ログス「ガンバユリト。」
リム「ふふっ♪」
オグレ「何言ったんだ?」
リム「私達も行きましょう。」
自分に正直になろう。
誰がなんと言おうと私は私だ。
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