改革の時来たれり~!

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ソティー…side ソティー「それじゃあ初めましょうか。」 ルミク「そうですね。」 お互いに魔武器を展開し構えます。 ルミクの魔武器は長剣ですか。 強そうですし… 手加減はしません! ルミク「やぁ!」 掛け声と共に一直線に向かってくるルミクに魔弾の嵐を吹きかける。 ルミク「っ!」 それでもルミクは体を捻りながら近付いてきます。 ルミク「ユリトは渡さない!」 それをここで言いますか! 残念ですが私も同意見です! しまった! ルミク「貰います!」 ソティー「っ!」 近付かれては私の武器では圧倒的に不利です! なんとか魔武器の長さを生かしルミクの攻撃を受け止めます。 ソティー「それは私の台詞です!」 ウェルが本格的にユリトに迫ってきた今、恥ずかしいとか言ってられませんからね… でもみんなの前だと恥ずかしくて言えないんだろうなぁ~。 銃口を下に向け爆発を付加させた弾を打ちルミクと距離を取ります。 ルミク「けほっけほっ。」 爆発により舞い上がった粉塵の中に高威力の弾を放ちます。 これで終わりです! ルミク「しまっ…。 あれ?」 あっ… 粉塵の中から出て来たルミクに弾は当たる事無く、全て後ろに流れて行ってしまった… あれだけ撃った弾が一つも当たらないなん チュドーン「ゲバア!」 あれ? ルミク「へっ? キャ!」 再び走りだしたルミクは情けない声に、足がもつれ走った勢いのまま前に転んでしまいました。 ソティー「大丈夫?」 ルミク「はい… それよりも…」 ルミクは後ろに顔を向けて結界があったであろう穴を見ます… ルミク「当たったら死んでましたね。」 ソティー「ごめん。 感情が高ぶって…」 本当に当たったら、ごめんなさいで済みそうも無いですね。 とりあえず二人でぽっかり開いた穴を覗きます。 あ~。 やってしまいました…
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