改革の時来たれり~!

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ログス…side ログス「へっ?」 ユリトが吹き飛んだ… 模擬戦は特殊な結界が張られていて、他の生徒の攻撃がこない筈なんだが… ぷすぷす… あ~。 ユリトから煙が… ユリトが吹き飛び結界にぶち当たり、そして今仰向けで伸びている。 ログス「勝った?」 ユリト動かないんだけど… ユリト「不可抗力だ…」 生きてた。 反対の方を見ると結界に開いた巨大な穴から、ソティーさんとルミクが顔を覗かせていた。 青い顔をしている所を見るとソティーさんだな。 ルミクは俺と同じ長剣だし、ソティーさんは巨大な銃を担いでいるから… ジョル「大丈夫ですか!?」 爆音により先生登場。 ソティー「すみません… 結界を破壊してしまって、そこにユリトが…」 流石はユリトだな。 ソティーさんの結界を破壊した弾を受けても、目を回しているだけだ。 ジョル「分かりました。 ログス君は他の生徒と模擬戦をしていてください。 ソティーさんとルミクさんは終わりましたか?」 ルミク「あっ。 まだです。」 ジョル「では続けて下さい。」 一発相手に当てたら他の生徒と交代でまた模擬戦をする形式だから、先生達は大きな負傷をした生徒や気絶した生徒の手当てをするだけだ。 ユリトは例外だが… ジョル先生はユリトをひょいと担ぐと医務室に向かった。 ユリト「うぅ…」 いまだにユリトは目を回したままだ。 頭に当たったように見えたんだよなぁ~。 ジョル先生って華奢な体なんだけど、力は半端じゃない。 第4期生になった時他の奴と喧嘩して、ジョル先生に抑え付けられた記憶がある。 あの時は身体強化をしていた形跡も無かったから、ジョル先生自身の力なんだろな。 女ってこえーな。
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