改革の時来たれり~!

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ソティー…side ソティー「あぅ~。 みぃあぁ~。 ど~しよ~。」 このままじゃあ積極的になったウェルに、正妻の地位を取られてしまいます~。 ミア「私に聞かれても…」 ですよね~。 ミアは人間の制度に詳しくないから大丈夫なんですもんねぇ~。 うぅ… 今日はユリトと一緒に寝れそうもないです… ミア「私もそこは寂しいな…」 ソティー「うん…」 ユリトは指導者の方に制度について話し始めていますし、レイヤンさんはお茶を入れて運んでいますし、ウェルはお菓子を作っていますし… ソティー「私何もしてない…」 ミア「ソティー大丈夫だよ。 ね?」 ミアは私を抱きしめ頭を優しく撫でます。 うぅ… その優しさが痛いよぉ~。 そういえばユリト明日も学校なんだけど大丈夫かな? ミア「もう今日は寝よう?」 ソティー「うん…」 自分の布団の中に潜り込み、明かりを消します。 怖い… ソティー「ねぇミア。」 ミア「ん?」 ソティー「一緒に寝ていい?」 ミア「おいで。」 私は暗闇の中、手探りでミアの布団の中に入ります。 ずっと忘れていた恐怖。 一人は怖い。 暗闇は怖い。 ユリトという絶対的な安全地帯で寝ていた私は、そんな恐怖を忘れていました。 ミアは私を優しく抱きしめお休みと囁きます。 ミアって結構おっきいんだな… それに比べ私は… 羨ましいなぁ~。 そういえばウェルはどの位なんだろ? ミア程じゃないけど私よりはおっきいと思う。 もういいや。 お休みなさ~い。
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