改革の時来たれり~!

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ミア…side ユリト「ふーん。」 ソティー「ふーんって…」 朝ユリトは目元にくまを作って現れた。 指導者にはナバルツ王国の法律書を渡して、ユリトが学園に行っている間に、それを読んでもらう事にしたらしい。 ちなみに指導者達には客室として使う予定だった、四階に泊まってもらっている。 使用人達は三階に住んでもらっている。 更に言わせてもらうと、あの後に民間出の兵士から20人程、国直部の弓兵として入ってもらった。 それはいつぞやユリトとレイヤンが軍馬車の兵装について話し合い、固定式大型弓を4つにして一般兵に操作させるというものだ。 近距離戦闘員にわざわざ操作させる必要は無いだろと言うのが理由らしい。 ユリト「ウェルは両親と絶縁した。 ウェルは国直部の副隊長。 ここは国直部本部。 一応理にかなってると思うがなぁ~。」 ユリトは問題は増えると思うけどと呟く。 ユリトは大変だな。 勿論色んな意味で… ユリト「時間無い。」 ソティー「あっ! 本当だ!」 急いで食べ始めるソティー。 ユリトとウェルは既に食べ終わっていた。 ソティー「ごめんミア! 片付けお願い!」 ミア「行ってらしゃい。」 バタバタと走っていく三人。 ミア「さてと。」 私は食器を洗い片付ける。 今日はどうしようか… 一応陛下からの特命はない。 最近は訓練続きだし… ミア「久々に故郷に帰るか…」 私は自室に行って服を脱ぎ捨てベランダにでる。 体に魔力を流し竜化する。 翼が生え首から下は懐かしい淡い青の体毛で覆われた。 流石に完全な竜化は屋敷を破壊してしまうから、上空に行ってから完全になる。 翼を動かし空に飛び上がる。 空の上からみる王都も美しいものだ。 ミア「ふふっ♪」 ユリト達は急いで学園に向かっているが、恐らく間に合わないだろう。 さて故郷に向かうか… 南の端へ…
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