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ユリト…side
ユリト「ウェル!ソティー!
終わったぞ!」
ソティー「んむぅ。」
ウェル「すー。」
ユリト「~~っ!」
なんでこいつらはこんなに寝起きが悪いんだ!
いや!疲れてるのはわかるけどさぁ!
ユリト「はぁ…
置いて帰るかな…」
オグレ「毎朝の苦労が伺えるな…」
だろ?
リム「ちゃんと朝起きてよ?」
オグレ「うん…」
そうだぞ!
起こす方はかなり疲れるんだぞ!
ログス「屋敷の使用人さん達に迎え頼んだら?」
ユリト「うーん…
それが良いんだろうけど…
使用人の中に馬車を操れる人がいない…」
隊員達も連続の出撃でかなり疲労が溜まっているから、頼みたくない。
ログス「しょうがないな。
こっちで馬車出すよ。」
ユリト「ありがとうね。」
持つべきものは友かな。
正にその通りでござんす。
うーん…
疲れすぎて頭おかしくなったか?
オグレ「しかしよく寝るなぁ~。」
ユリト「寝る子はよく育つって言うけど、ソティーはあんまり成長してない。」
身体的にね。
リム「でもかわいいですよ?」
ユリト「子どもは可愛く見えるんだよ。」
人間は子供には優しくするように出来ている。
一部の人間は違うだろうが…
ログス「確実に殺される会話内容だな。」
そだね。
ソティー結構気にしてるしね。
えっ?
なにがって?
身長と…
胸の辺りをね。
「皆様方。
お迎えにあがりました。」
ログス「ん?ありがとう。」
ルミク「ありがとうね。」
既に俺達の事を伝えていたのか。
さて問題はこいつらをどうやって馬車まで運ぶかだな。
ソティー「んむぅ。」
ウェル「すー。」
一人づつ背負ってくのもいいが、正直言って往復するの面倒。
しょうがない…
後悔するなよ?
スパパーン!
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