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グローク…side
《虫けら共が…》
数で押して来おるわ。
(強くても数には負けるねぇ。)
《黙れ。》
これ以上無駄に駒を死なせる訳には行かぬな。
《ふんっ。》
シュァー
天井を冥魔術で腐食させる。
そして翼を広げて北に向かう。
(いやはや…
まさかツンホォンがこんな手を出すとは予想外だよ。)
《下らんな。》
駒達も俺の動きと連動して北に向かう。
途中に転移魔術陣を張り、全軍にここに来るように命令する。
(えっ!
それ使うのかよ。
あいつら準備出来てっかなぁ~。)
《貴様の器さえ破壊すれば俺の願いは叶う。
そろそろお前にも眠って貰おうか。》
(くっ…
そう簡単に行くかな…
それと…
願いが叶った後…
お前に…
何が残る…)
《眠れ。
我が半魂よ。》
(よく…
かん…
が…
え…)
騒がしい奴が…
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