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ソティー…side
また邪魔をする…
八千年越しの決着？
訳が分からない。
ﾃﾞﾙ｢グローク、ミアテイア様、ジャニアリカ様はとても仲が良かった。
しかしジャニアリカ様が人間に殺されグロークは変わってしまった。
ミアテイア様は人間の英雄の中に混ざり、グロークを肉体と魂に分けた。
人間として生まれ変わり、罪の更生を求めたんじゃ。｣
それで八千年…
ミアはグロークが罪を正すのを待っていたんだ。
今ミアとグロークは絡み合い、互いに爪を突き立て牙を突き立て傷付け合っている。
グロークは二本の足でミアの腹を引っ掻き、首や腕に噛みついている。
一方ミアは四本の足の爪は鱗を貫き、相手をしっかり掴んでいて、鋭く長い牙をグロークの体に突き立てている。
ラーデルドラゴンが空中戦最強と言うのは、相手が死ぬまで離さず自分の傷を物ともしない。
自分を巻き添えになる事も厭わず、至近距離で最上級魔術を行使する。
《クアァァァァ！》
ﾐｱ｢ヒャァァァァ！｣
２体の竜は互いを傷付け合いながら、地上に落ちていく。
もしかするとミアは一緒に死ぬつもりかもしれない。
ｿﾃｨｰ｢ダメ！
ミア！
死んじゃダメ！
シニル！
ミアを助けて！｣
｢さっき思念魔術で手出し無用と言われました…
私は…
彼女の決意を無碍に出来ません…｣
そんな！
ミアまで失ったら私はどうなるの！
だからお願い！
死んじゃダメ…
ドオーン！
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