16402人が本棚に入れています
本棚に追加
ユリト…side
ユリト「重い…」
俺の姿を見た瞬間5人が俺に飛び込んできた。
ソティー「うっく。
えっく。
よがっだよ~。」
ミア「うぅ…
本当に良かったぁ。」
ウェル「ゆりとぉ~。
うっうぅ…」
レイヤン「お前が死んだら…
私…
私…」
シニル「ユリトさまぁ~。
このシニルを置いて逝かなでくださいぃ~!」
なんかごてごて…
つかマジ重い…
ミアは裸なのをどうにかしてほしい…
ソティー「ユリトどうして元に戻れたの?」
はなせば長くなるんだが…
しゃーないか。
とりあえず説明。
まず俺の体がグロークに支配された事について。
あれは俺がソティー達を失う恐怖に駆られて、精神状態が不安定になったときに、負の感情の人格だったグロークが反応してしまった。
何故グロークと同じ肉体に入ったのかと言うと、グロークは俺で俺はグロークだから離れる事が出来なかった。
元は一つの魂だったからさ。
二重人格ってやつとはちょっと違うけどね。
なぜ離れられたかと言うと、グロークが膨大な魔力を消費した時に、魂分離の魔術陣を組み上げた。
いやぁ~大変だったね。
構造理論の組み立てがギリギリ間に合ったからね。
あそこで終わってなかったら、完全に分離するチャンスを逃してたよ。
主人公が死ぬなんて御法度だぜ?
まぁ…
こんなとこかな?
ウェル「何でもいいさ。
ユリトが無事なら…」
いい加減重いんだけど…
でも心配させたのは事実だからな。
ユリト「ただいま。」
そう言い5人を抱きしめてやる。
「「「「「お帰り(なさい)!」」」」」
さてと…
死んだとはいえ、グロークには罪を償って貰わないとな。
多くの命を奪って来たんだから。
ユリト「いい加減重いっス!」
最初のコメントを投稿しよう!