休暇?んなもんある訳無いだろ!

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ヤカザイン「死者の冥福を祈り黙祷を捧げる。」 今回の戦闘で余りにも死者が出過ぎた。 街の復興に人手が足らず、国直部も復興作業に暫くは従事する事になる。 リャーベル国領土は国民の総意で、ナバルツに帰属する事になった。 ツンホォンもこの事については、依存は無いそうだから良かった。 ヤカザイン「暫く働き詰めになる。 皆すまない。」 「陛下が気に病む事はありません。 わたくしは街の復興作業に行ってきます。 では失礼。」 「わたくしも失礼します。」 そう言い復興作業に向かう隊長たち。 もう実力制の考えが浸透して、貴族制の人間はごく少数となった。 国としてもいい方向に向かっている。 ソティー「ユリト。 私達も行こう?」 ユリト「ああ。」 クリク「きゅー!」 こうして国直部の休暇は復興作業により潰れた。 4日間の内に2日間は休むように言ったが、殆どの隊員が3、4日間復興作業に従事していた。 俺? 勿論4日間ですよ? 魔術ばかり頼ると俺が居なくなったときに衰退してしまう為、こういう時は魔術は使わない事にしている。 その分大変だけどね。
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