長期休暇ですよ~!

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ログス「海釣りやってみたいんだよな。」 意外にもログスは釣りが好きらしい。 確か六大貴族の子息だよな? ルミク「相変わらず好きだね。」 ユリト「初釣りはいつ?」 ログス「うーん… 13… かな?」 ルミク「確か父に反感を持ち始めて、屋敷を抜け出した時かな?」 ログス「そうそう。 抜け出した先が森で、爺さんが川釣りしてたんだ。 それで一緒にやったのが初釣り。」 爺さんよく貴族の子供に釣り教えたな。 いや… 爺さん耄碌(モウロク)して目が悪かった可能性が… もういいや。 ユリト「それではまったと。 俺は無理なんだよなぁー。 待ってらんなくて。」 ログス「釣りって待ちが基本なんだよね。 忍耐力も付いてくるし、それに」 ルミク「もういいよ。」 そーとー好きらしいな。 話し出すと長くなるらしく、熱くなる前にルミクが消火した。 俺には熱中してたのないなぁ~。 ただ生きてきたって感じだしなぁ。 ユリト「ルミクは?」 ルミク「私? 絵を描く事ぐらいかな? 絵を描くときは、白紙の前に座ってまず目を閉じるの。 そうするとだんだん考えが形になって来」 ログス「もういいよ。」 ユリト「みんな趣味あるんだな…」 今までぽけーっと生きてきた人間には趣味は無いですよ… ルミク「その内見つかるよ。」 だといいけど… ガチャ リム「遅れました。 あれ? ソティーとウェルはまだ帰って無いんですか?」 ユリト「おなごの買い物いと長し。 逆に聞くが、オグレは?」 リム「オグレはお父さんに捕まって勉強させられています。 いい薬になるでしょう。」 はははっ。確かにそうだ。 リム「どこまで話しは進んでいますか?」 すっかり忘れてた。 とりあえず移動手段だが、ミアかシニルに乗せて貰う事にするか。 一応俺もあの一件から、竜化出来るようになったが制御出来ずにいる。 これはソティーやミアの知らぬ所だ。 知ってるのは、まだ赤子だがクリクとシニル、デルペティだけだ。 最近は元は竜だったから、人外扱いでもいいんじゃね?って開き直ってきた。 ログス「何か途中から趣味の話しになってたな。」 ユリト「移動はミアとシニルに頼もうと思ってる。 異議ある者は申し立てよ~。」 ログス&ルミク&リム「異議な~し。」 次は場所だな。 泳ぐとすると バーン 「異議ありー!」 ユリト「んあ? おかえりー。」
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