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ユリト…side
ユリト「はい。
魔武術大会開催で~す。」
ソティー「誰に言ってるの?
しかも大会じゃなくて試験だからね?」
突っ込むなよ。
もう優勝商品とかトーナメント形式とか、完全に大会だろ!
もう魔武術大会でいいんじゃね!?
「そうだな。」
突然響く鈍く低い声。
ログス「げっ!
学園長!」
ん?
学園長?
相変わらず派手好きなおっさんだなぁ~。
赤のズボンに黄色いシャツ。
そしてピンクのネクタイに光り輝く
オグレ「まてぇ~!」
俺の回想に突如として現れたオグレ。
ユリト「最後まで言わせろよ。」
リム「死にたいんですか?」
いやいや俺不死だからね?これでも。
ルミク「学園長は読心術の達人だからね。」
なるほど…
それで入学手続きの時に襲いかかって来たのか。
「そういう事だ。
実際これは魔術と武術、いかに掛け合わせるかを見る。
まぁ生徒達にやる気を出させると言うのが、本来の目的なんだが。」
ユリト「それで今回は俺も参加する事にしたのか。」
俺がいれば勝つために頑張って特訓なり何なりするだろうからね。
「そういう事だ。
頑張りたまえ。」
それだけ言うとスタスタと、どこかに行ってしまった。
ぺかぺかと頂上を光らせながらね。
あの学園長は神出鬼没らしい。
先生達も用事がある時は、放送でまず呼びかけてから学長室に行くらしい。
学長室にいろよ!って思うけどね。
ログス「お前の番だぞ。」
ユリト「はやっ!」
普通主人公とか最後じゃね?
とかなんとか思いつつ試合場に上がる。
オグレ「実力の差を見せ付けてやれ!」
ん?
相手はいつぞや俺に殺して楽しいかとか聞いて来た奴だな。
遊んでやろ♪
ウェル「殺すなよ?」
ユリト「だ~いじょ~うぶ~♪」
その言葉そっくりそのまま帰してやんよ。
ソティーとウェルは殺気バシバシだ。
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