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ユリト…side
ユリト「つかれたなぁ~。」
やっと全体の二回戦まで終わり、帰っている最中だ。
ソティー「嘘つき。」
ログス「いいよなぁ~。
ユリトは強くて。」
ルミク「羨ましいなぁ。」
ユリト「十分強いって。」
いやほんと。
みんな順調に勝ち進んでるしね。
ログス「学園内ではな。
ユリトを見ると自分が、どんな小さい世界での地位なのか分かるよ」
確かに世界にはもっと強い奴らは、ごまんといるからな。
ただ俺とは比較しない方がいいぜ!
リム「今度私に新しい魔術教えて下さいよ。」
そうか。前はログスとルミクに教えたからな。
ユリト「いいよ~。
つうか、休み中合宿するか。」
ログス「え~。
海は?」
ユリト「だから海で遊びつつ、特訓するんだよ。」
ウェル「私は賛成。」
リム「難しそうですよ…」
うん…
俺もそう思う…
そういえばいねぇ。
ユリト「オグレどうしたの?」
リム「筆記の補習です。」
ログス「お疲れ様だね。」
ルミク「自業自得だよ。」
確かにな。
えっ?
俺?
満点取れば大丈夫。
成績は足されて引かれてちょうど中間あたりになるはずだ。
というより補習とか受けた事ない。
大抵の人は分かるはずだ。
昨日に引き続き、俺の屋敷で休み中の過ごし方について話し合う事になっているから、そのうちオグレも来るだろう。
コーゥ
ユリト「はぁ…」
なんでここで?
ため息付きたくなるって。
ユリト「国直部隊長ユリト・アツカマ。」
「陛下がお話しする事があるそうです。」
ユリト「分かった…
すぐ行くよ。」
さっさと行って、さっさと終わらせて、さっさと帰る。
三元鉄則ね。
ユリト「そう言う事だから、勝手に話し合ってて。」
俺は返答を待たずに転移する。
「うわぁ!」
目の前に突然、人間が現れりゃびびるわな。
「ユリト様!
勘弁してくださいよ!」
ユリト「あはは。
ごめんごめん。」
とりあえず謝って城門を抜ける。
今度は何を言われるやら…
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