長期休暇ですよ~!

14/93
前へ
/543ページ
次へ
ログス…side ログス「ユリトも大変だな。」 リム「任務でも入ったんでしょうか?」 ソティー「ユリトが忙しくなるって事は、私たちも忙しくなるんだよね。」 という事は休み中に海釣りに行ける確率は低い? マジかよ… ウェル「はぁ… せっかく用意したのに…」 ウェルさんが何を用意したか分からないが、自分はしっかり用意した。 釣り道具を。 ルミク「次の休みを期待しようかな…」 次の休みは寒いけど? 今俺達はユリトの屋敷の5階の会議室で話し合っている。 話し合っていると言っても雑談だけどね。 ソティー「…」 ルミク「ユリトは完全に勝ちを取りに行ってるよね。」 ウェル「ああ。 私とは班の決勝で当たるだろうな。」 そう言って何故か遠い目をする。 ソティー「…」 リム「勝って見返して下さいね。」 ウェル「無理言うな… ユリトに勝てる人間なんていない。」 神なら勝てるだろうがと、ウェルさんはぼそりとという。 それってユリトが、人外だって言ってるようなもんだけど… ソティー「…」 ソティーさんは何だかじっとウェルさんやルミク、リムを見てるけどどうしたんだろう? それはともかくレイヤンさんだったっけか? あの人の入れてくれたお茶は美味しいなぁ~。 どんな品種なんだろ? ソティー「ウェルって胸ある?」 ログス「ぶはっあ! ゲホッ!ゲホッ! 何を!」 ウェル「ある。」 何? 俺居た堪れ無いんだけど! ソティー「私より無いと思うけど。」 ヤバい! これは修羅場になる可能性が! ウェル「邪魔だから布できつく縛ってるから、無いように見えるだけだ。」 ルミク「えっ? 邪魔になるほどおっきいの?」 るみくぅ~! お前は参戦するなぁ! ウェル「少なからずここにいる中ではな。」 ぎょわー! 収集がつかなくなっちゃったよ~! レイヤン「ツルペタで悪かったな。」 レイヤンさん… お茶を置きに来ただけなのに、自ら進んで入ってきたよ… 誰か早く来てー! いや! 誰かじゃなくてユリトだ! ユリトが来れば全てが丸く収まるはずだ! ガチャ 来た!救世主! ミア「やっぱりここにいたか。」 逃げよ。
/543ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16402人が本棚に入れています
本棚に追加