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ログス…side
なんかあっち楽しそうだなぁ~。
早く行きたいなぁ。
横目で第3試合場を見ると、リムとオグレはソティーさんにしがみつき、ソティーさんは必死に剥がそうともがいていた。
「隙あり!」
ログス「おっと。」
俺が横目をした隙に飛んできた鎖鎌を叩き落とし、更に飛んできた火炎弾を横に転がり避ける。
ウェルにいたっては一瞬で終わちゃってるし…
強い人はいいよな!
ログス「ワガダッツラガラス!」
「くっ!」
無数の土の槍が地面から相手を目掛け突き出る。
その時自分の足元にも一本作り、それを発射台の要領で相手目掛け飛ぶ。
相手がちょうどよけた所に俺の剣が腹に入る。
「かはっ!」
ログス「いただき♪」
勿論峰打ちだよ?
じゃないと真っ二つだからね。
ずざー…
反動で相手は吹き飛び、俺は反発で止まる。
「勝者ログス・ジュアリー!
4班一位突破!」
審判員も相手生徒の負けと判断し、俺に勝利を伝えた。
うーん。
なんか決勝の組み合わせはルミクとつぶし合いになりそ。
とりあえずはユリト達の所に行こーっと。
俺はそそくさと試合場を降り、第3試合場に向かう。
って言ってもすぐそこだけどね。
ユリト「おめでとう。」
ログス「ありがとう。」
とりあえず握手。
第3試合場は、まだ全ての試合が終わってないみたいだ。
ルミク「何でここだけこんなに遅いんだろう?」
そういえばそうだ。
周りを見渡し、終わってない班を探す。
そうすると8班あるうちの、ここ3班と7班はだけ終わっていなかった。
ユリトやウェルの試合はほとんどソッコー終わってたと思うんだが…
何で?
均等に振り分けられているから大して時間もかからないはず何だけど。
俺とルミクが同じ格好で考えて居ると、戻ってきたウェルさんがこの疑問を解決してくれた。
ウェル「私たちは早くても、他の連中が無駄に長いんだ。」
早くユリトと戦いたいのにと独り言をいい、用意してあった水を飲む。
ユリトは苦笑いするばかりだ。
ログス「ユリトの次の対戦相手は?」
ユリト「ウェル。」
ウェルが終わったばかりだから休憩を入れて、一位戦をするらしい。
それでさっき独り言言ってたのか。
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