長期休暇ですよ~!

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ルミク…side ソティー「ラーフオゾヴォルト!」 ソティーは沢山の魔力を込めて、巨大な雷を放ちます。 「うわぁぁあぁああ!」 巨大な雷は水竜に当たったかと思うと、水の壁や水竜からおびただしい数の放電が放たれました。 相手はそれに当たり前に倒れ込みます。 そして水の壁や水竜はただの水となりました。 そういえば水は電気を通しやすいんでしたね。 相手生徒は水に浸かり、痙攣を起こしています。 「勝者ソミティア・リースル!」 ワァー! 盛り上がる観客達。。 主にソティー溺愛会の生徒ですが… ユリト「流石だな。 んじゃ俺はあっちだから。」 それだけ言いユリトは試合場の反対側に向かいます。 ついにユリトと試合する時が来ましたね。 ソティー「あれ? ユリトもう行っちゃったの?」 ログス「うん。 やけにどっちもやる気満々なんだよね。」 オグレ「瞬殺される事をね(メキッ!)がふっ!」 リム「根に持ち過ぎです。」 私はそんな会話を背に試合場に入って行く。 既にユリトは試合場に入っていて準備万端です。 「始め!」 ユリト「さぁ来い!」 私は魔武器を展開し、走り出します。 ルミク「ワガダッツラガラス!」 ユリトの足元から岩の槍が突き出し、ユリトに襲いかかります。 自分の足元にも1つ作り、それを発射台の容量でユリトに急速に近付きます。 ユリト「まだまだだな。」 ユリトは岩の槍を紙一重で避け、私強烈な突きをあの巨剣で防ぎます。 ルミク「まだ続くよ! ディラガラス!」 更にユリトの足元から巨大な岩柱が飛び出します。 ユリト「おっと。」 ユリトは後ろに跳び避けますが、私はそれを狙っていました。 今だ! ルミク「ヴァシリラガラス!」 ユリト「うお!」 ユリトは岩の牢獄に閉じ込められます。 この広い試合場でユリトに攻撃を当てるのは、至難の業ですから制限させてもらいました。 ルミク「ラーフダッツラガラス!」 牢獄の中に現れる大量の岩の槍。 それはぶつかり合い、檻の外にもはみ出します。 やり過ぎだ? ユリトにはこれぐらいやらないと駄目ですよ。
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