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ソティー…side
流石はユリトですね。
分かり易かったです。
ユリトは終わってすぐに用事があると、先に帰ってしまったのです。
ログス「ユリトも大変だねぇ。」
ルミク「でもユリトが皆に、あんな形で教えるとは思わなかった。」
確かにそうですね。
組もだいぶいい雰囲気になっていますからね。
ログスとアリクちゃんもいい感じで手を繋いでます。
貴族と市民の隔たりがなくなって来てからだいぶ経ちます。
一部を除いてですが…
リム「でもユリトが来てから、改革は一気に進みましたね。」
オグレ「ああ。ユリトは英雄サマサマだな。」
私もユリトがいなかったらどうなっていたか分かりません。
母と和解する事も無く、絶望に呑まれていたでしょう。
でも…
まさか母が帝王の側室になっていたとは…
貿易も順調に進み、両国は親身を深めていますが、あの帝王は何をしでかすか分かりませんからね。
この国も人もユリトに何度も助けられました。
まるでユリトは光のように慕われ、時折この世界はユリトが居てこそ存在するのでは?と思うほどに。
これを言うと、ユリトは過大評価し過ぎだと怒られるんですが♪
アリク「ソティー先輩どうしたんですか?
とても嬉しそうですが?」
ソティー「何でもないよ♪」
ユリトはよく自分がこんなに変わるとは思ってなかったといいます。
私は変わったのではなく、本来のユリトに戻ったんだと思います。
ウェル「またユリトの事を考えてにやついてるんだ。」
ルミク「間違いないね。」
ソティー「ウェル!ルミク!」
何で的を射るんですか!
アリク「わぁ!
ソティー先輩真っ赤!」
ログス「熱いねぇ。」
手を繋いでベタベタしてる2人には言われたくないんですが。
オグレ「正妻取りがんば!」
リム「きゃ!ちょっとオグレ!」
オグレはリムを後ろから抱きしめて、私たちに言葉を投げかけます。
ウェル「どっち殺る?」
ソティー「あからさまにわざとの方を。」
ルミク「そうだね。」
私たちはオグレを睨みます。
必然的にリムも睨む形になってしまいますが、狙いはただひとり。
オグレ「えっ?」
リム「わ、私は関係な…」
大丈夫です。
狙いは後ろだけですから。
メキッ!ガキッ!ゴキッ!
ログス「ははは!ちょーしに乗るからだ。」
ログスはオグレを見て笑い、リムはほっとし、アリクちゃんは唖然とします。
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