長期休暇ですよ~!

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ソティー…side 全くユリトなんで後始末を忘れるんでしょう! ログスとルミクの時もそうでしたし今回も! ソティー「解けました。」 ジェシ「ありがとうございます。お姉様。」 そう言って頭を下げるジェシエル王女。 「ソティーお帰りなさい。」 ソティー「ただいま。」 私は一人娘で、幼い頃母には愛される事はありませんでした。 しかし今は… 「ソティー何か食べたい物はある?何か欲しい物は?何したい?」 母は私の手をとり、息継ぎする事なく言葉を連ねます。 ソティー「大丈夫です。」 母も私が幼い頃、私を愛さなかった反動で今はこの通り。 ジェシ「ソティーお姉様。 私の事はどうぞジェシーとお呼び下さい。」 ソティー「はい。よろしくね、ジェシー。」 ジェシーは帝王に似ている所はありますが、甘やかさなければしっかりした女帝になるでしょう。 多分… 「所でソティー。 あなたの夫がどんな人か聞きたいんですけど。」 ユリトがどんな人? ジェシ「私も聞きたいです!」 ん? 夫? ソティー「ふぇ!? まだユリトとはそんな関」 「ここでは何ですし、私の部屋にいきましょう。」 ちょっとお母さん話しを聞いて下さぁ~い! 母は私の腕は掴むと、半ば強引に私を連れて行きます。 ジェシ「父上! ソティーお姉様は私と一緒に寝ますので、お部屋は大丈夫です!」 えっ? ちょっと待って! 「ほら行きますよ!」 ソティー「ふぇ~ん…」 母の部屋に連行された私は、その後3時間に渡りユリトについて質問され続けました。 早くユリト帰ってきてぇ~!
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