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ユリト「はぁ~かわぇ~なぁ~。」
レイヤン「誰が?」
ユリト「クリクが。」
おっと、そんなに見つめられても何も出ないぜ?
あっ。先に言っておくか。
ユリト「レイヤンも明日からの合宿に参加するんだよ?」
俺はまたごろんと寝転がり、星空を眺める
レイヤン「分かった。
他が付いてこれる内容にしろよ?」
ユリト「そうだね。」
じゃないと、初日からソティー辺りに泣き付かれそうだ。
ん?
また自然魔力が流れてる…
俺は起き上がり、魔力が流れている方向に顔を向ける。
近いな。
レイヤン「…」
レイヤンは俺の様子を見て剣の柄に手をかける。
いや、レイヤンでも勝てないからね?
ユリト「ちょっくら行って来る。」
レイヤン「1人で大丈夫か?」
子供扱いしやがって…
こっちの世界では十分成人年齢だって!
よーし…
目に物を見せたる。
レイヤン「っあ☆仝%℃★◆※!」
俺は立ち上がる前に、レイヤンに軽く口付けをする。
レイヤンは顔を真っ赤にして、訳の分からない言葉を吐きながら悶える。
やらかした本人もそーとーはずいです。はい。
ユリト「子供扱いした罰。」
俺は自分の顔が赤くなる前に翼を広げて飛び立つ。
ユリト「やらかしたー!」
そう言やぁ俺からキスした事なんて無かったよな?
ヤバい…
かなりはずい…
とにかく俺は自然魔力が流れる場所に向かう。
そうすると遠くに光り輝く魔術陣を発見。
どうやらあの魔術陣が自然魔力を喰っているらしい。
徐々に魔術陣が近づき、魔術陣の上に俺は人影を見た。
「ぎゅん♪ぎゅん♪パクパク♪おいしい魔力を頂きますぅ~♪
くるくる♪ぴょんぴょん♪ぱくりんちょ♪
うーん
♪
ここら辺の魔力は新鮮でシャキシャキレタスですぅ~♪」
なんぞ?
魔術陣の上でくるくる踊りながら、訳の分からない歌を歌っているガキンチョ。
しかしその魔術陣は巧妙に組み上げられていて、異常な魔力を有している事が伺える。
制御軽くして置くんだったかな?
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