海だ~!!海水浴だ~!!特訓だ~!!

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ユリト…side ルミク「私。 ウェルの泣き顔初めて見た。」 ログス「どうしたんだろうね。 やっぱり怖かったのかな?」 アクリ「とても強い人に見えるんですが…」 ログスとルミク、アクリちゃんはさっきの事について話している。 ユリト「ウェルは強い人なんかじゃなかった。 今のではっきりしたよ。」 ログス「どゆこと?」 みんな訳わかんない顔してんな。 確かに今まで強さと弱さが見え隠れしていたが、今回は弱さがはっきり見えた。 ユリト「ウェルはただ俺に近くに居て欲しいだけなんだよ。」 俺はその後黙って歩く。 ユリト「この辺でいいか。」 俺はくるりと振り返る。 まずログスたちの実力を見ないとな。 俺は竜に見立てた魔力の塊を作り出す。 ユリト「まずこれに全力で今現在で最強の魔術、最大の魔力を使って攻撃してもらう。」 ログス「こ、これにか?」 ルミク「本物じゃないの?」 2人ともひくひくと口元をひきつらせる。 アクリ「すごい… 純粋な魔力の塊だ…」 おっ! アクリちゃんはなかなか目利きですねぇ。 … ん? ログス「アクリ分かるのか!?」 アクリ「えっ?うん。」 そーいやー普通は分からないんだよな… 自分が人外だから慣れちゃうんだよな。 一般的に視力で見られるのは、魔力と共に放出される覇気や生命力と言ったものなのだ。 魔術なら大きさなどから分かるが、俺がしょっちゅう使っている魔力球などやこれは、変化が無いため普通は分からないと言った所だ。 ユリト「魔力が見える目か… 少なからずナバルツには居ないだろうな。」 ルミク「才能だね。」 そうだね。
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