海だ~!!海水浴だ~!!特訓だ~!!

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ユリト…side あぁ… しんどい… 疲れた。 俺は今伸びている。 体の隅々まで動かせない。 ユリト「時間か…」 あと2時間ぐらいしたら夕食になるな。 たまにはバーベキューみたいにして食うか。 肉が必要だな。 俺は灰色の世界となった亜空間の出口へ向かう。 いやね。 やり始めたはいいけど止めらんなくなっちゃってさ。 んでやー!ってやって全ての地面を吹き飛ばしちゃったの。 また地面作んなきゃなぁ。 ガガガガガ… うお!光が眩しい! そして丘の上から眺める海は美しい… っと黄昏てる場合じゃねぇや。 肉持って来ないとな。 クリクの分はあるけど、あくまでクリク専用の肉だしな。 ウェルに言付けして来るかぁ。 俺はテントの中に入りながら、中で休んでいるであろうウェルに話しかける。 ユリト「ウェル大丈夫かぁ? ん?」 ミア「あっ。」 ソティー「あ…ぅ…う…」 アレ? ソティー「いやぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ「ごめんなさい!」ぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ユリト「すひはへんへした…」 痺れて舌が回らん… 俺は今まで見たことがない雷魔術の最高位魔術をソティーに当てられた。 パチッ! クリク「きゅ!」 それはもう見事なまでに制御された怒涛の一撃でしたね。 つかクリク。 まだかなり帯電してるからつつかない方がいいよ? ソティー「ひどいよ!」 ミア「どちらが悪者か分からない絵になってるぞ?」 俺は全身からブスブスと煙を上げて、全身痙攣を起こしている中で叱られている。 ソティー「前回もいきなり扉開けたよね!」 ちなみに2人とも水着姿だ。 ソティー「ちょっとユリト! 話聞いてる!?」 ついでに言うとあの悲鳴と轟音で、ウェルは全く起きて来なかった。 ソティー「もうユリトなんか知らない!」 ミア「あっ!ソティー!」 ソティーは怒っていってしまったようだ。 つかせめて回復して… 痙攣しすぎて陣が上手く組めません。 クリク「大丈夫?」 ユリト「むひ…」 無理っていったんだよ? 虫さされのあの薬じゃないよ? あー。 今日は完全にソティーに無視されるなぁ。 精神的にこれが一番効くね。 もう砕けそうです…
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