海だ~!!海水浴だ~!!特訓だ~!!

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ユリト「いつつ…」 俺は収縮し切った筋肉をゆっくり伸ばす。 超痛い。 そして心も痛い。 クリク「大丈夫?」 ユリト「うん…無理。」 とりあえずソティーが沈静化するまではそっとするしかないな。 夕飯の素材取って来ないとなぁ~。 ユリト「あだだだだ! クッ!クリク! 乗らないで!」 本当に痛いって! クリク「ごめんなさい!」 ふぅ…まじで死ぬかと思った… 俺はゆっくりと魔術陣を組み上げると自分の体に打ち込む。 ふひぃー… ユリト「とにかく俺は夕食の食材を調達してくる。 みんなが帰って来たら言って置いてね?」 俺は体を起こすと、隣で心配そうに様子を窺うクリクの頭を撫でる。 クリク「ぼくも行く!」 クリクはそう言いながらぴょんぴょんと跳ねる。 一緒にねぇ。 ルミクあたりに騒がれるのもやだしなぁ。 ユリト「待っててね。」 俺はポンポンと頭を叩くと立ち上がり、翼を広げる。 いざ狩りへ! クリク「ぷうー!」 頬を膨らませて不満な気持ちを表すクリク。 はぁ~。和むわぁ~。 そういやぁ魔力制御魔術してなかったな。 魔力制御魔術陣を組み上げ不規則な周期、順番で魔力を陣に流す。 そして俺は不満そうなクリクを置いてけぼりにする。 実に心苦しいが親離れしないと… ううぅ!クリク頑張れ! ってその前に俺が子離れしなきゃだめか。 ガシャン! クリク「うわぁ!」 愛の鞭だよ!うぅ! 後ろを見ると鎖に捕まったクリクがバタバタしていた。 ごめんよクリク… お詫びに美味しいお肉沢山持って来るから、ルミクやレイヤンに説明してね? 俺はしばらく南に飛び、大陸に入ると手頃な広さの森を探す。 おっ。あそこいいな。 メキメキ… 俺は降り立つと翼をしまう。 さーてと… ユリト「肉どこだ?」 魔力を展開して大型の生命反応を探す。 おーおー! 沢山いやがるじゃないですかい!! 言葉が変? いいじゃないですかい。 俺はすぐさま走り周り旨そうなやつを探す。 うーん。 固そうだな。 脂っこそう。 肉がない。 まずそう。 ゾンビだ。ドーン! あれも脂っこそう。 固そう。つか亀。 うーん。 旨そうなやつ見つかんないなぁ。
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