海だ~!!海水浴だ~!!特訓だ~!!

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ルミク…side ユリト「頑張ってね~。」 いつも通りに精神訓練が終わり、体力作りに入る。 しかし、今日のユリトは何だかどこか上の空。 どうしたんだろ? 私は皆が散る中、同じ方向を走るレイヤンさんにユリトの事を聞いた。 レイヤン「分からない。 ただミアの話だとソティーと喧嘩したからじゃないかって話だが?」 ソティーと喧嘩したんだ… 喧嘩してもその日の内に解決してしまうユリトらしくない。 ソティーも気にしていたみたいだから違うと思うなぁ。 ルミク「あっ!」 レイヤン「いくら遊びだからって気を抜いたらだめだぞ?」 それはそうだけど… あれ? 今現在これに参加しているのは、レイヤンさんや生徒の域を脱しているソティーやウェルも参加してる… って事は頑張んないと勝てないよね? ルミク「負けません。」 レイヤン「ふっ。 やっと気付いたか?」 そのために今日は同じ方向を走ってたのかな? まぁ私が勝つことに変わりはないがと、さらっと勝利宣言をして離れるレイヤンさん。 ルミク「それでも足掻きますよ。」 ってレイヤンさん走るの速い! 獣人だから? 今余計な思考をするのは無駄だね。 ルミク「はぁ。はぁ。 ちょっとどいてよ!」 ログス「やだよ! はぁ。はぁ。 アクリに勝つって言っちゃったんだよ!」 もう最悪… 私達は白の魔力球を見つけて追い掛ける。 私達の戦い方は対になるで、お互いに動きは邪魔にならない。 しかしどうしても狙う物が一緒だと、攻撃の時だけ邪魔になってしまう。 ルミク「私は勝ってユリトに褒めて貰いたいの!」 ログス「俺だってかっこいい所アクリに見せたいの!」 ログス/ルミク「ぬぐぐ… (レイヤンさんを一気に巻き返す為には何としても白を…) 取る!!」 パリーン へっ? ルミク「キャア!」 ログス「くっ!ルミク!」 突然の魔力球の破壊と突風により私は、後ろにひっくり返ってしまう。 いったいなに? 全く持って訳が分からない。 ログス「大丈夫?」 ルミク「ん。ありがとう。」 私は差し出された手を掴み、立ち上がり風が吹き抜けた方を見る。 ログス「ますますウェルは人間離れしてきたな…」 今のウェル? もう体力と身体能力だけなら世界一だよね… ウェルも竜かなんかだったんじゃない? ユリトがそうだからそう思わざるを得ないよね…
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