海だ~!!海水浴だ~!!特訓だ~!!

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ん? つーことはクリクも自由に体の大きさを変えられるって事だよな。 つまり今の大きさが違う可能性もある。 ユリト「クリクって本当はもっと大きかったりする?」 クリク「うん。ぼくほんとうはもっとおっきいの。」 やっぱりね。 もっと大きいとは言え、せいぜい人と同じくらいだろうな。 ユリト「クリク。一回本当の大きさになってみ?」 クリク「…いいの?」 少し困った顔をするクリク。 困った顔もキュートだね! いいよ!可愛いよ! ユリト「あぁ、いいよ。」 そんなクリクを見て頬が緩み、勝手に癒される俺。 クリク「怒らない?」 更にかなり困った顔をするクリク。 目がうるうるしてるぅ! なにがそんなに不安なんだ! ユリト「怒らない。約束しよう。 俺はクリクの本当の成長を見たいんだ。」 そう言って俺はクリクを高く抱き上げる。 はっきり言ってなぜ怒らない?という質問に行き着いたかは謎だ。 クリクはにぱーと笑い、目を輝かせる。 クリク「うん!」 メキメキ! そうしてクリクは徐々に巨大化してい… へっ? バキバキ! ミア「うわっ! ユリト大丈夫か!?」 大丈夫だけど… 目の前真っ暗。 息できない。 腕は大の字に広がっているが、指の第一関節も動かせない。 そして… アバラガ…イッタ… 徐々に自分が地面に沈む感覚がするのは気のせいかなぁ? あははは! お花畑が見えるよぉ! ミア「ユ!ユリト!聞こえるか!? クリク!早くそこ退いて!」 クリク「う、うん…」 地面に沈む感覚が無くなり、輝かしいお迎えの光の柱が…
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