海だ~!!海水浴だ~!!特訓だ~!!

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ウェルside 倒れた。 なんか暫く話してたみたいだけど、すぐにリムが倒れた。 オグレはリムが倒れた事により、そわそわして落ち着きがない。 ソティー「ユリト。頭抱えてるけどどうしたんだろ?」 ウェル「さぁな。」 何か問題でもあったのだろうか? ユリトはオグレを手招きして呼ぶと、暫く話してからオグレにリムを抱かせる。 やはりオグレの彼女… もとい。妻だから少しは抵抗があるみたいだな。 それにしてもユリトもオグレも微妙な顔をしているのは気のせいか? ログス「魔力切れか? えっ?なに?」 ログスは戻ってきた2人に聞くが、微妙な顔をしているのに気付いたらしい。 ユリト「さぁ? 1人で暴走して倒れた。」 ウェル「次は私でいいか?」 ユリト「あっ。うん。 いいよ。」 私は加重具を外す。 瞬間に体が非常に軽くなる。 ウェル「ん。ふぅ… よしやるか。」 私は軽く体を伸ばしてから、ユリトに言う。 ユリト「俺も少し本気出さないとやばいかなぁ。」 溜め息混じりに言う割には何故か楽しそうだ。 ユリトの怖さは底無しの強さと如何なる物も楽しみとしてとらえてしまう所だ。 殺しは例外だが… ユリト「うっしゃ!やるか!」 ユリトは振り向くと巨剣を展開した。 ウェル「手加減は一切しない。」 私は戦槌を展開すると、片手で肩に担ぐ。 かなり軽く感じるな。 ユリト「おうよ。」 シュ! やはりこれぐらいはよけられてしまうか。 ユリト「強くなり過ぎじゃない?」 ウェル「お前の近くに居る為に強くなったんだ。」 じゃないとユリトが大きすぎて、おいて行かれたような気がしてならなかった。 だが今となってはそんなものは無くなっていた。 ガァン! ユリト「責任とらにゃならんな。」 ウェル「なら正妻に。」 キィン! 私はユリトの攻撃を受け止めると私は地面から氷の針山を出現させる。 ユリトは後ろにくるんと飛んでかわす。 私と言えどユリトに力押しで勝てるはずがないからな。 少し小細工しないと。 パキパキ… 私は魔武器に魔力を流す。 ユリト「おりょ?」 最近気がついたのだが、魔武器で魔術を使えば使用魔力は倍になるが、魔力を流すだけなら問題はない。 私の戦槌は冷気を発し、空気中ね水分が結晶化してキラキラしている。 ユリト「あー… その発想は無かったな。」 ユリトは苦笑いしながら、されど楽しそうにいい頭をかいている。 ウェル「私もあんまり使ったこと無い。」 ユリトの左側に回り込み戦槌を振り下ろす。
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