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ユリト「おっとあぶ」
バキバキバキバキ!
ユリトは体を半身ずらして避けたが、私の戦槌が地面に到達すると、人ほどの大きさの氷柱が四方に生える。
ユリトはそれもすんでで避けたが手傷を負ったようだ。
ユリト「こいつはすげーな…」
ウェル「私も驚いた…」
戦槌から生え出た氷の結晶が彩り、光が雪のようにキラキラとこぼれている。
ユリト「ダイヤモンドダストだな…」
ウェル「だいやもんどだすと?」
ってなんだ?
ユリト「細氷の事だ。」
細氷?
聞いた事の無い単語だな。
ユリト「知らないのか?」
ウェル「とりあえずこれみたいなのがダイヤモンドダストなんだろ?」
とりあえずこれみたいなのが、ダイヤモンドダストって奴らしいことは理解できた。
ユリト「まあね。さてと…
続行するか。」
ウェル「ああ。」
決めた。
この魔術の名前。
氷槌ダイヤモンドダスト。
なかなかいけてるだろ?
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