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「あ…ああ……」
俺は恐怖で声も出せなかった。
「お、おい!逃げるぞ!」
俺は悠一に手を引かれて目一杯走った。
「なんだよあいつ!和馬なにかしたのか!?」
「いや俺もあんなやつ初めてみたよ!」
どうでもいいことだが悠一の足の速さには今初めて尊敬できた。ありがとう我が友よ。
しかし女はしっかり追いかけてきていた。
そして俺達がT字路に差し掛かると悠一が
「とりあえず二手にわかれようぜ!後で公園で待ち合わせな!」
「お、おう!」
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