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俺は自分の思う6割くらいの力で走りながら後ろをチラチラと見ていた。
するとT字路に差し掛かった女性はおれに背を向けた。
どうやら悠一を追いかけていったようだ。
女性がこっちに来ないと確認した俺は立ちどまり、息を整えてから歩き始めた。
なんなんだあれは…。
あれがゲームだと!?
ふざけるな!いくら夢だからと言っても捕まったらどうなるんだ。
どうしたら終わるんだ…
ってあの前にいるやつは…
間違いない、あの女だ!
今度は赤いワンピースを着ている。
いつの間に着替えたんだ!?
てか来るの早過ぎだろ!
どうやら俺はまだ見つかっていないようだ。
路地裏に逃げ込めば向こう側の道に出れる!
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