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紅「そんなつもりで買ったんじゃない ただ一人は寂しいから…でも何かしたら容赦なく捨てる これだけは覚えとけ 紹介が遅れたな…紅莉だ オマエは?」
一人?俺も…ここまで来るまで一人だった…
翠「…俺…翠恋…一人…寂しかった…」
紅「一人か…仲間だな それにしても何であんな場所に居たんだ?」
翠「捨てられた?覚えてない…気がついたら…あの中…」
あの時の恐怖が蘇る 暗くてヒンヤリ冷たかった檻の中 何も解らない俺を舐めまわすようにして眺めていた見知らぬ二人 その内に一人が目の前に居る…
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