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「・・・・うぉーい」
修一とゆきおが立ってるかなり後ろの方から
声がした
修一とゆきおが振り返るとそこには
チンピラのような
ヤバそうな人達がこっちに向かってきていた
「ゆきお
お前のレベル今いくつ?」
ゆきおは直ぐに携帯を開き
自分のレベルを調べた
―――――――――――
黒木ゆきお
LV 1
戦闘レベル 45
―――――――――――
「45」
エデン経験者の2人には
あのチンピラがヤバいことにすぐに気づいていた
「プレイヤー狩りか
人攫いだな」
「今のレベルで捕まったら
ゲームオーバーしちまう俺の1400万円がパーになる」
「逃げるぞ」
てか
修一が逃げるぞって言う前に既に逃げてる
サイテーな俺
「まてやこらぁ」
ズドン ズドン
ギャー銃撃ってきた
今、ノーマルカードの
キュアないし
ズドン ズドン
ブシュッ
「うっ!!」
急に左足に衝撃がはしる
なんだよこれ?
銃弾が当たった?
撃たれたとこが
馬鹿熱ちぃ
「大丈夫か?ゆきお」
「おっおっ
なっなんだこれめちゃくちゃいてーじゃんか」
俺は修一の肩を借りて
チンピラ達から逃げた
チンピラ達は銃を撃ちながら追ってくるが
なかなか前に進めないでいた
その理由は修一が
マスターカードを使っているため
修一のマスターカードは
ブラスターで
ブラスターは魔法みたいなことが出来るカード
修一のブラスターは
氷を操ることのできる力で
空気中の水分を使って氷の壁を造って
チンピラ達の行く手を阻んでいた
「大丈夫か?
俺の今のレベルじゃあ
少しの時間稼ぎにしかならないぞ」
俺はうなずきながら急いだ
「こっちに来い」
「!?」
俺たちを呼ぶ声が聞こえた
「・・・・よくわかんないけど
さっきの声が聞こえた方に行くぞ」
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