モニター

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――――――――――― 数分前 豪邸別室 「佐伯 お前の役目、わかっているな?」 「はい 大丈夫です」 ――――――――――― モニターテストをする部屋 俺はプリントを読み終え 今順番を待っている 今いるこの広い部屋には なにもなく 奥に 銀行とかで使われているような バカでかい金庫があって その金庫の入り口が開いていて 参加者が一人一人中に入っていく 俺は最後にきたから 一番最後だろう とんとん 「えっ」 急に俺の肩を誰かが叩いたため後ろを振り向いた 「ひさしぶりゆきお」 「おぉ修一」 俺の肩を叩いたのは 小中高って同じ学校だった 幼なじみの 佐伯修一 「修一、お前なにしてんだよこんな所で」 「お前と一緒だろう 1日200万ねらいだよ」 修一も俺と一緒で 駅でもらったポケットティッシュに書いてあった モニター広告をみて電話して ここにいるらしい 「てか もう俺らしかいないぞ」 修一と話していたら 俺たち以外の人達は もう金庫の中に入って 俺らしかいなかった 「じゃあ 俺から行くぞ 昔やったエデンと一緒だったらスタート地点 3つだと思うから 一番安全そうな所で」「草原があったら草原で」 修一が金庫に入っていってから 10分ぐらいで 俺の番が回ってきた
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