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魔王はその少女を見てこう思った
(面白い…私を見て畏怖しないとは……)
「あなたは……わたしもころす?」
不意に少女は話し出した
「殺す……と言ったら?」
その言葉を聞いて、少女は魔王に近付く
「なら…すきにして」
その行動に、魔王は笑い出した
「…クク……クハハハ!!」
そして
「面白い!死にも生にも無関心な人間が居るとは!!」
少女は無表情に魔王を見ている
「お前は私の城に連れて行こう……丁度私は人間の召し使いが欲しいのだからな…」
それは……ただの魔王の気紛れの一言だった
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