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ガーゴイルが少女を見る
(また魔王様の気紛れか…)
と、思い
「ハァ……体を洗うぞ…ついてこい」
ガーゴイルはその重そうな羽を動かし、浴場へと向かう
「………(コクッ)」
少女は頷き、ガーゴイルの後ろをパタパタとついていく
浴場(程よい大きさの浴場。最大入浴人数100人)
「…………」
ガーゴイルが少女の頭をワシワシと洗う
(なかなかの髪質だな……サラサラしている)
「あなたは……わたしをたべる?」
そう、少女が言う
ガーゴイルは暫く考え
「私は手を出せない……魔王様がお前を生かそうとしているのだからな……それに…」
と、ガーゴイルがそこまで言うと……
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