06. Bloody Moon

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Bloody Moon written by Atoda Shoi compose by Atoda Shoi 鼓動が消えた見慣れた景色 重力や引力がざわめく闇夜 命が尽きたら何処へ逝くのか 考え出したら切りがない哲学 永遠なんてない事くらい分かってる でも永遠って概念がある限り僕は その永遠の答えを知りたい 見付けたい 低く昇った真っ赤な月が照らす僕を今、独り 最後と決めた祈りだけが響く 僕を今、導いて 万物が動く分子や原子の声が 見えない何かを伝って聞こえる 不変なんてない事くらい分かってる でも不変って奇跡があるならば僕は その不変の姿をこの目に焼き付けたい 低く昇った真っ赤な月が映す 僕に今、見える この世の終わりの合図が歌う 僕に今、突き刺さる この目に映る物だけが真実で 僕はただ、昔 記憶の海で泳いでは溺れて 僕は夢から醒める 低く昇った真っ赤な月が照らす僕を今、独り 最後と決めた祈りだけが響く 僕を今、導いて
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