第三章

10/10
前へ
/272ページ
次へ
しばらく僕たちは顔を 見合わせては頬を赤ら めての繰り返しだった。 「ゴホン えっと取りあえず もう夕方だから植木屋に 行こうか?」 「はい。」 . . . 今、僕たちは植木屋に 向かっている。 一言も話さずに... 気まずいなぁ。 というより僕はさっきから なんか変だ。 自分で言うのも なんだけど... こんな気持ち初めてだ。 ―この時僕はこの想いが恋だと 到底思わなかった。image=436402476.jpg
/272ページ

最初のコメントを投稿しよう!

330人が本棚に入れています
本棚に追加