第四章

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彼女は僕にそう告げて、 植木屋に交渉しに行った。 やっぱり雇ってくれる らしい。 まぁ最初から分かってた から植木屋を勧めたん だけどね。 彼女は僕に微笑みかけて 植木屋の家に入っていった。 とたんに僕は寂しく なった気がした... 今まであまり感じたこと 無かったのになぁ。 これからどうしよう? 甘味所に行っても食べれ ないし、壬生寺に行っても 子供たちと遊べないしなぁ.. 今更だけど、僕何で 成仏してないんだろ? まだこの世に未練が残ってる ってことなのかな?
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