0人が本棚に入れています
本棚に追加
放課後なう。
何でいきなり放課後になったかって?……授業中は…
寝たり、机に落書きをしたり好き放題遊んでるから時間がすぎるのが早いんです☆
そのせいだか元からだかは知らないが私の成績はとても低い(笑)
まぁ笑い事ではないんだけどね…。
おもしろくも楽しくもなんともない平凡な毎日がすぎてゆくという………。
我ながら本当につまらない人生だね(笑)
「こんなおもしろくもない日常に何か変わった非日常的なモノはないかなぁ…」
なぁんてつい独り言をつぶやいてみた。
「恋愛でもすれば?」
突然声がして私は神からのお告げかと一瞬思ったけど、声のした方を見て現実に戻った。
「はい?」
「『はい?』じゃねぇよ…。だーかーら、恋愛でもしてみればいいじゃん?」
声の主は川原優人。
まぁいわゆる隣の席の男子というグループ分けに入る男子だね(笑)
「恋愛ですかぁ…?」
「そ、恋愛!」
恋愛ね、したいよ!したいですともっ!!
でも好きな人とかいないしなぁ…。
「うん、無理だね(笑)」
「なんでさ?」
「なんでって…別に興味がないとかじゃないんだけど。」
「じゃあさ、俺と付き合わない?」 ………はい、皆さんも一緒に、せーのっ
「……………は?」
「まぁそういう反応になるよな(笑)」
「いやいや…ちょ、待って!!」
えぇっ……!?
何これ、意味が分からんし!
いや、意味は分かるけど。何突然の非日常!!
ビックリだよっ
突然すぎてクリティカルヒットだよ!?
「ワレはどのようなお考えでそのようなことをお言いになられたのでしょうか?」
びっくりし過ぎてどこの時代の人だかわからないしゃべり方になってしまった。
「なんだそのしゃべり方は(笑)……まぁ誰でもいいって訳じゃないぜ?お前だから言ったの。俺、お前のこと好きなんだわ…。だから俺と付き合って?」
……………えぇーっ!?
どうやら本気らしい。
昨日の今日でまさかのリア充に昇格とは……
こんなラッキーなことがあるのか!?
これはもう………付き合うしかないでしょ。
「こんなアホな奴でよかったら…よろしくお願いします!!」
こうして私のリア充生活が始まった…。
最初のコメントを投稿しよう!