6人が本棚に入れています
本棚に追加
『はい、』
「それはすごいですね!!」
『いえ。何となく貴女が、迷いそうな気がしましたので』
「ぇ"っ!それってどういう…」
『さて。どういう意味でしょう? ですが、あまりお気になさらず』
そんなにこやかに微笑まれると逆に気になるっ!
『では、ご案内致します。――お嬢様』
そう言って、リムジンの扉を開いた呉紫城さん。
「って…ちょっ! 今、誤魔化しましたよね!?」
『いえいえ…何のことでございましょう?』
「えぇっ!!?」
『瑠璃藍様はリアクションと変顔がお得意で…』
「ち…違いますっ!」
.
最初のコメントを投稿しよう!