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それからというもの、
大倉に目が奪われつつもロケは順調に進み、夜。
スタッフさんたちと沖縄料理を食べて
明日も頑張ろなーなんて話していると
スラッと背の高い、ふわふわパーマの男が近付いてきた
ら、いきなり後ろから抱きしめられ
耳元
「すばる君、星めっちゃ綺麗やな」
「そそっ、そやなー」
アっっカン!
そんな低く、甘い声で囁くことちゃうやろ!
ツッコミたいのに、ウルサいくらいに高鳴った心臓が
それをすることを許してくれない。
俺としたことが…感じてしまったやん…
お陰で変な返事になってもうたし…
「んふっ、すばる君かーわいっ
…すばる、おやすみ」
また囁いて部屋に戻った大倉。
…お前のせいで俺明日
寝不足決定やぞ。
END
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