431人が本棚に入れています
本棚に追加
黒side
「今日久しぶりに家行っていいか!?」
あ、こんにちわんつー!
横山裕くんですけれども
今はヒルナンデス!の生放送中
なんでもヒナがオーダーメイドのスーツをつくったいうて
それを着て出てくるらしい。
早く出てこんかな~
なんて楽しみに待っていると…
「うぉ~」
お客さんの歓声や拍手と共にヒナが出てきた。
………なぁんやねんっ!
めっちゃかっこいいやんけぇ!!!!!!
これはいつもの仕分け∞で見てるスーツ姿とワケがちゃうぞ!!
それで思わず出た、最初の言葉。
でもこれはテレビ用の言葉であって、
だって俺はいつもヒナん家行ってるし
だからどう、ってワケでもないんやけど。
せやから今日もヒルナンデス終わり、
珍しくロケもなくて
レコメンまでの間ヒマやからヒナん家に来た。
玄関に入るやいなや後ろからヒナに抱きついて
「お前さっきのなんやねん。
格好良すぎるやろ」
そう言われたヒナは
首に巻き付いている俺の腕をとりながら
俺のほうへ振り返り
「……さっきの?
あー!スーツか!ありがとう!」
言葉と共にニカッて笑ったヒナ
…ま、眩しい……
「だからヒナ!
もっかい着て!」
「はぁっ!?なんでやねん
面倒くさい…」
最初のコメントを投稿しよう!