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「ふぁぁっ、やぁっ……」
嫌嫌と首を振る灰猫の首に吸い付き痕を残していく。
中から溢れだした蜜が政宗の手首まで濡らしていく。
「政宗っ……っ」
苦しそうな顔に、もうやめてと言いたいのだろうと思った。
止めるか?
そう言いかけた時、急に灰猫が首に腕を回してしがみついてくる。
「もう……っ、来てっ……」
「!!」
驚いた。
まさか拒否どころか逆に求めてくれるなんて。
「くくっ、おもしれぇ女……」
俺も限界だ。
そう囁いてやれば、中がきゅっと政宗の指を締め付けた。
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