【竜哭】互求

14/18
前へ
/24ページ
次へ
「ふぁぁっ、やぁっ……」 嫌嫌と首を振る灰猫の首に吸い付き痕を残していく。 中から溢れだした蜜が政宗の手首まで濡らしていく。 「政宗っ……っ」 苦しそうな顔に、もうやめてと言いたいのだろうと思った。 止めるか? そう言いかけた時、急に灰猫が首に腕を回してしがみついてくる。 「もう……っ、来てっ……」 「!!」 驚いた。 まさか拒否どころか逆に求めてくれるなんて。 「くくっ、おもしれぇ女……」 俺も限界だ。 そう囁いてやれば、中がきゅっと政宗の指を締め付けた。 .
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

284人が本棚に入れています
本棚に追加