01.11月9日

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「あ、あの……か、神前君?」 「……何が」 「えっ?」 「何が……何が今日の私の理性は強靭だよ」 「え、えっと……か、神前君」 「全く……バカだよな、俺って本当に。 何時も理性のコントロールが効いていない藍沢先輩が言っている時点で――」 「ちょっ、ま、待った、神前く――」 「信用度なんか……1パーセントもある訳ねーだろ――――っ!」 ――そんな雄叫びを上げながら。 翔太は愛を巴投げの要領で後ろに投げた。
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