01.11月9日

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「はぁ……」 自身のクラスである2-4に到着した翔太は自分の机に鞄を置くと同時にため息をついた。 「ん?」 そして、その翔太のため息に反応したのはその後ろの席の春香。 「神前君、登校一番ため息なんて何かあったの?」 「ああ……最近は作品の冒頭部分にしか登場しない新垣さんじゃないか」 「何その聞き捨てならない肩書は!」 「心配するな、俺は本当の事を述べただけだ」 「イヤ、心配するよ! それが本当の事なら尚更心配するよ!」
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