477人が本棚に入れています
本棚に追加
「はぁ……」
自身のクラスである2-4に到着した翔太は自分の机に鞄を置くと同時にため息をついた。
「ん?」
そして、その翔太のため息に反応したのはその後ろの席の春香。
「神前君、登校一番ため息なんて何かあったの?」
「ああ……最近は作品の冒頭部分にしか登場しない新垣さんじゃないか」
「何その聞き捨てならない肩書は!」
「心配するな、俺は本当の事を述べただけだ」
「イヤ、心配するよ!
それが本当の事なら尚更心配するよ!」
最初のコメントを投稿しよう!