01.11月9日

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「……そういえば」 とある事に気付いた翔太はそう呟きながら右隣の席を振り向く。 「早河さんの席……何か鞄だけ机の上に置いてあるけど」 「ああ、うん。 朝にね、鞄だけ登校してきたの」 「新垣さん、台詞が欲しいからって無理矢理ボケなくてもいいぞ」 「なぁっ! べ、別にそういう訳じゃないし!」 「心配するな、無理矢理ボケても俺はツッコまないから」 「だから心配するってば! 私の登場回数の増加は神前君に掛かっているんだから!」
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