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ウェディングドレス
ウェディングドレス
有り難う
七月の君
僕は無力で
ただ黙って
七月を見ている
まだ少し
朝の風は涼しく
君の七月
僕は思う
七月が無かったら
君はまだ居たかな
僕のそばに居たかな
君の新しい門出
心は泣いていても
飛び切りの笑顔で
見送るよ
心の曇り
君に見せない
この詩は
君の知らない世界
二人でよく行った
あのベンチの下
この詩を刻む
それは七月
少し寒い朝
そして君は
ウェディングドレス
に包まれて
眩しく光る。
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