東方妖々夢

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西行寺幽々子 通り名 幽冥桜閣の亡霊少女 能力 死を司る程度の能力 読みは「ゆゆこ」である。「ゆうゆうこ」ではない。筆者は妖々夢クリアした後一年ぐらい「ゆうゆうこ」と読んでいた。 幻想郷の上空に存在する冥界の白玉楼という屋敷で暮らす幽霊のお嬢様。1000年以上幽霊として暮らし、八雲紫とは生前からの親友。 生前は死霊を操る程度の能力だったのだがいつの間にか死に誘う程度の能力となり、人を死に追いやる苦悩から彼女は自害した。死後は記憶を失い、死霊を操る能力から閻魔に冥界の管理を任せられることで冥界に住み続ける権利を頂いた。 しかし亡霊となった後は人を死に誘うことに楽しさを覚えているからとんでもない話である。とはいえ能力を乱用することはなく、不死の人間が大の苦手。永琳に猛毒を飲ませ殺そうとしたこともあったが、不死の蓬莱人と知るとめっちゃびびってた。 いつものように書見を楽しんでいたある日、彼女は古い記録を発見した。その記録によると、白玉桜に存在する咲かない妖怪桜、西行妖の下に何者かの遺体が封印されているらしい。 霊体ばかりの冥界に実体の死体があるということで興味を持った幽々子は、春を集め西行妖が開花すれば封印が解け何者かが復活するのではないかと考えた。 最終的に妖夢の集めた春度と主人公逹の春で桜は開花したが、封印を解くには至らず幽々子が亡骸の正体を知ることはなかった。……というのが妖々夢のお話。 ちなみにこの西行妖の下に眠る亡骸とは幽々子本人である。彼女が転生や消滅をしないのは西行妖の封印があるからであり、封印が解かれれば幽々子は復活と同時に今いる亡霊の自分を消滅させることになる。幽々子が西行妖の開花を見ることは無いのだ。 ゲームでも最終スペルカードの反魂蝶は最高難易度ルナティックでも八分咲き止まりで満開には至らない。 西行妖は約1000年前幻想郷にいた歌聖が死ぬ時、最も見事な桜の木を死に場所に選んだ結果、桜はますます見事に咲き誇り、多くの人が死に場所に選んだことから妖力を持つことになったという物騒な木。設定だけのキャラだが、妖忌は満開の西行妖を見たことがあるらしい。幽々子のスペルカードが発動すると背景に西行妖と思われる木が現れる。 なお、八雲紫は幽々子が西行妖に封印されているのではなく、幽々子の亡骸が西行妖を封印していると語っている。
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