東方Project解体新書

東方永夜抄

ミスティア・ローレライ

通り名
夜雀の怪

能力
歌で人を狂わせる程度の能力

小骨の多い夜雀の妖怪。姿を見せず、夜道や森の中で人間を襲う。いかにも弱小って感じだが、意外にハイテンションで好戦的。どれぐらい好戦的かというと、相手が賢者でも吸血鬼でも博麗の巫女でも実力差を考えず何度も挑み何度も返り討ちに会うぐらい好戦的。そこ、ただの馬鹿とか言わない。いや鳥頭だけど。

歌声で人を狂わせる人魚伝説(名前ローレライだし)のような能力を使う。

結構ハデでノリの良い彼女の歌(しかも即興で作ったのを場所を選ばず歌うので鬱陶しいと言われることも)は若い人間には人気だが、古参妖怪には不評のようだ。本人は歌で強い妖怪呼べば人里とか滅ぼせると言うが、果たして不評な歌に強力な妖怪が来てくれるのかどうか……。

ちなみに歌の一部は既存の歌の替え歌だったりする。

プリズムリバーとは違いあまり人間に友好的ではない。むしろ歌を使い対象の人間を鳥目にすることで、他の妖怪に襲わせたり崖から落ちる人間もいるという危険な妖怪である。ちなみに鳥目は永夜抄二面で体験できるが、これがなかなか厄介。しかし、ルーミアと違い、夜の闇の見通しを悪くするだけなので昼間は使えない。

このような理由から夜雀の鳴き声が聞こえる場所には妖怪が集まると言われる。ただ、ミスティア自身は鳥目にされて慌てる姿を見て楽しんでることが多いようだが。

能力は厄介だが実力は大したことはない。雷が苦手。

元ネタでは｢ちんちん｣と鳴くのでよくネタにされているが、決して卑猥な意味ではない。たぶん。ティンティンと書くとなんかかわいらしく聞こえるが、気のせいである。本編でミスティアがちんちんと言ったわけではないし、そもそも夜雀の鳴き声はその話によって様々。更に言ってしまえば夜雀は地方によっては蛾とされている。

焼き鳥撲滅の為に、八ツ目鰻を売って屋台を経営している。八ツ目鰻を選ぶ理由は鳥目に効くかららしい。つまり、人間を自分の力で鳥目にさせて八ツ目鰻を食わせるという悪どい商売である。
八ツ目鰻が無くなったら普通の鰻やドジョウで誤魔化しているが、意外にもこれが射命丸に絶賛されている。でも八ツ目鰻って鰻の仲間じゃないよね。
他にも屋台ではおでんを売っているのだが、卵もあるようだ。焼き鳥は駄目なくせに。

たぶん嫌いなシューティングはバトルガレッガ。