東方永夜抄

4/13
前へ
/56ページ
次へ
上白沢慧音 通り名 知識と歴史の半獣(人間時) 歴史喰い(白沢時) 能力 歴史を食べる程度の能力(人間時) 歴史を創る程度の能力(白沢時) 阿求に「私の方が面白い授業できるわ」と言わせるぐらい難解で退屈な授業に定評のある獣人(ワーハクタク)。人里の寺小屋で子供達に歴史を教えているが、つまらないらしい。宿題を忘れれば頭突きが待っている。白沢時には牛のような角が生えて更に凄まじいものになる。 普段は人間の姿だが、満月の夜には上述の白沢と呼ばれる霊獣に変身する半獣半人の少女。永夜抄での異変に気付き人里の歴史を「食べて」隠し、万が一に備え警戒していた。 だが、たまたまやってきた主人公達に「人間は私が守る!」とどう考えても正義の味方の思考で迎撃しようとしたところ、当然のように返り討ちに合った可哀想な人。ちなみにこの時、紫には人里が普通に見えていた。 で、こいつの能力なんだがぶっちゃけ説明がすっごくめんどくさい。もうググれとか正直言いたいが解体新書がそれやっちゃバッシングされるのは目に見えてるわけで……。でも解体新書とか自称やん。 歴史を食べる能力は、人間の時に使う。物がそこにあった経緯(歴史)を「食べる」ことにより、物が最初から存在しなかったという風に「見せかける」ものらしい。他の人の記憶とかも普通に残ってる。紫に消した人里が見えてた辺り、万能ではないようだ。そもそも霊夢にも人里の「存在していた記憶」はある為人里が異様な空間に見えていたわけだし……。役に立つのかこれ。 ダライアス外伝の無敵バグ無かったことにしてくれればいいのに……。 白沢時に使える歴史を創る程度の能力は、単刀直入に言えば劣化AQNである。 白沢時は幻想郷の歴史の全ての知識を得て、幻想郷での出来事を歴史書として作っている。後の人間がこの歴史書を読めばその記述を「事実」と認識するだろう。 その事実は、慧音の視点から書かれた物にすぎない。しかし、それを確かめようがなければその記述は紛れもなく事実なのだ。自分の都合良く改竄したりわざと記述せず無かったことにしたりできてしまう。これが歴史を創るということらしい。 ……屁理屈じゃね?
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

92人が本棚に入れています
本棚に追加