東方永夜抄

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経緯は不明だが慧音と親交があり、EXでは彼女が妹紅の護衛として現れる。妹紅曰く、「数少ない理解者」らしい。 永夜抄が終わってからは迷いの竹林で迷った人の道案内をしたり、永遠亭へ行く人の護衛をしている。ただ、自身の体のこともあり人と接することを長い間避けていたので、当時は愛想はあまりよくなかったようだ。最近は自分を健康マニアの焼き鳥屋と言ったり人からの話を聞いて楽しそうに会話しているとか。人里の人間達の方でも、永遠亭に行く前に妹紅に護衛を頼むことがセオリーになりつつあるようだ。 一方、輝夜とは犬猿の仲であり、数百年前から殺し合いをしている。輝夜と再開した時には自らと同じ境遇なことに同情こそしたが、ずっと殺し合っている。 当然どちらも不死なので決着がつくことはないが、不死でありながら長い時間の中で生きる意味も気力を失っていた妹紅は、この永遠に終わらない殺し合いに生きがいを感じ、そんな「人間的な」現在の境遇を失うことを何よりも恐れている。結果として、彼女は生きることの素晴らしさを考えることになった。この殺し合いに関しては輝夜も生を実感できる唯一の生きがいと考えているのかもしれない。 実を言うと、輝夜にその気があれば能力で永遠の力を消して妹紅を殺せる筈である。まぁ、できないのかもしれないが。 余談だが、実は永夜抄の時点では妹紅は女性らしい口調と性格をしている。しかし、見た目がズボンで好戦的な性格ということから男勝りな二次創作が作られ、とうとう公式でも不良っぽいキャラと化した。 テーマ曲である月まで届け、不死の煙はぶっちゃけた話シューティングのボスには合っていないかもしれないが、その美しいメロディから非常に人気が高く秘封倶楽部の方でもアレンジされている。 インペリシャブルシューティングをはじめとする弾幕自体の美しさも人気があり、筆者なら東方において美しい弾幕はと聞かれれば妹紅のインペリシャブルシューティングを答える。噂によると海外シューターを東方に引き込んだのは彼女の弾幕だとか……? まぁ初見者には悪夢のような弾幕なんですけどね。通常弾幕に至ってはスペカより悪夢なんですけどね! ……正直者が大回転していた?……なんのことだ?分からないな……妹紅。 最後に、2002年に上海アリス幻樂団が配布したオリジナルCDの名前は「蓬莱人形」であり、トラック01のタイトルは「蓬莱伝説」である。
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